雨の日の休日は、自宅でできる雑用を。
という事で、店で使っている杉の塗り箸の補修が本日の雑用です。
漆塗りの箸は、竹簀(たけす)に盛っている蕎麦を手繰るときに、箸先が擦れて箸表面の漆が取れてしまいます。
漆が取れると、下地の杉材の白色が出てきましてみっともない姿になりますので、白くなったら補修です(^^)/
漆塗りは最低でも二回は塗らないと長持ちしないようです。
二ヶ月前に1回目の漆塗りを行いましたが、真冬に塗ったので、なかなか乾きません。湿度が70%~80%、気温が24℃~26℃は必要なので全く足りなかったのでしょうね(涙)
1回目に塗った漆がブヨブヨしているのは、全体の2割くらいでしょうか。それを布で擦り落として、他の8割の箸と共に二度塗り開始!!。
赤漆だけでは硬いので、テレピン油をちょっと混ぜ少し柔らかくして塗ります。
箸先を重点的に、他の漆が剥がれている所も念入りに補修します。
補修が終わったら箸をコップに入れ、浴槽と洗面器にお湯を張り、窓もドアも締めきった浴室に置くと一晩で硬化する予定ですが(^^)/